謹賀新年、あるいはブログの使い分けについて

あけましておめでとうございます。2024です。
わたくし後厄です。
本厄でもさほど悪いことは起こらなかったので、今年もたいしたことはなかろうと思っております。

埃を払ったはいいものの全然触っておらず、まあ別に無理に触らんでもよかろうと思っていたんですが、日々のちょっとした思考だったり雑感を想念のままインスタントに霧散させていくと「おれ2024あたりどんなかんじだったっけな」みたいな回想のタネがなくてさみしいので、つまらないことでも文字に残していこうと思います。
多分続かないんですけど。
この「続ける」ってのを意識してしまうと逆によくない気もします。
続かなかったら続かなかったで「やっぱりな」と思い返せる、というのが中年の楽しみ方であると割り切ります。

で、そんなことを思ってブログに向かってみたわけですけど、僕もうひとつブログ持ってるんです(2024.01現在)。
それは作成当時、自分のなかでホットだった(※いまも決してコールドではないんですけど、ぬる燗くらいです)Warhammer: Age of Sigmar(以下AoS)における所見であったり雑感であったり、備忘録だったりを記録に残しておきたいというのと、それを仲間にパッと共有したいという目的で作ったものなんですが、やはりこれも作って半年くらいでビタッと止まってしまいました。
これにはわかりやすい原因がありまして。
ひとつは、ちゃんとしたコンテンツを記事として残そうという気持ちが強かったこと。
ひとつは、Web屋としての勉強を兼ねてサービスを自前でデプロイしていたこと。(Gatsbyで構築してgithubでデプロイしてます)
(もうひとつ、シンプルにAoSモチベが熱燗→ぬる燗になったというのもあります)

「ちゃんとしたコンテンツを記事として残そう」
これはまじで継続することとの相性が悪すぎて、なぜなら「ちゃんとしたコンテンツ」なんて日常のなかでそんなに生まれないからです。
能動的にけっこうなエネルギーを使わないと生まれない。
ネタがないときにはひねり出さないと生まれない。
そんなことやっててモチベーション保てるわけがないんです。僕という人間は。

「Web屋としての勉強を兼ねてサービスを自前でデプロイしていたこと」
これは難しくて、元々は書く手間を減らそうという意味合いもありました。
わざわざブログサービスにアクセスしてWebUI上のエディタでものを書くんではなくて、ローカルのMarkdownファイルをペッといじってコマンド叩いてデプロイ、が楽であろうと思ったんですが、Gatsbyによる構築がけっこう面倒で、ちょっとした機能をつけるにも自分でコード書かなきゃならないのがむしろコストになってしまったんですね。
下書き保存したいとか、カテゴリ・タグ機能をつけたいとか。
あと細かいところ、ディレクトリ構造がなんかきもちわるいとか、そういうことも重なってプロダクトを触るモチベがなくなってしまい、「書き続けるならこのプロダクトでなくていいな」みたいな思いも湧いてきてしまったわけです。

とはいえすぐさま消したいでもなく、いつか楽しく触れるかもネってんでそっちのブログも残してるんですけど、それでここも使っていこうとなると、どう使い分けたものかとなります。
当面はそもそも使い分けず、こちら一本でいく予定。
ローカル・オフラインで書ける以外に向こうのメリットがあまりないので。
一本でも続かないものが二本あってマトモに運用できるはずもないし。
なんらかのWeb屋的チャレンジを試してみよう、というタイミングでのみ向こうを使うことになるかな?

ともあれ、今年はなにかしらを書き記していく所存です。
書くほどじゃないことを飲み込まない!
できるかはわかりませんが、きっとできませんが、まずは第一歩であります。